YouTubeを始めてみたいけれど・・・
- 「チャンネルの作り方がよくわからない…」
- 「スマホでも作れるの?」
- 「設定って難しいのかな?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
実は、YouTubeチャンネルの作成はスマホでもPCでも5分程度で簡単に完了します。
ただし、最初の設定を間違えると・・・
「チャンネル名が変えられない」「収益化ができない」などのトラブルにつながることも。
この記事では、YouTubeチャンネルの作成手順をスマホ・PC別にわかりやすく解説します。

また、初心者が見落としがちな注意点や設定のコツも一緒に紹介しているので、この記事を読みながら進めれば迷うことなく開設できますよ。
YouTubeチャンネル作成の前に知っておきたい基礎知識
YouTubeチャンネルを作る前に、まずは基本の仕組みを押さえておきましょう。



チャンネルって何を設定する場所なの?
どんな準備が必要なの?
と疑問に思う方も多いはずです。
最初にこの部分を理解しておくことで、開設後の設定ミスやトラブルを防ぎ、スムーズにスタートできます。
ここでは、初心者の方でも安心して始められるように、チャンネルの基本と開設前の準備ポイントをわかりやすく紹介します。
YouTubeチャンネルとは?
YouTubeチャンネルとは、「自分専用の発信スペース」です。
動画を投稿したり、管理したり、再生回数や視聴者のデータを分析するための拠点になります。
チャンネルを作るには、Googleアカウントが1つあればOK!
無料で作成できます。
個人で動画を発信したい人も、企業やブランドで発信したい人も、同じように始められます。
また、チャンネルには「個人チャンネル」と「ブランドチャンネル」の2種類があります。
- 個人チャンネル → 1つのGoogleアカウントに紐づくタイプで、シンプルに管理したい方向け。
- ブランドチャンネル → 複数人で運営したい場合や、複数チャンネルを持ちたい人におすすめ。
個人チャンネルは「1人で運営したい人」向け、
ブランドチャンネルは「ビジネスや複数運用したい人」向けと覚えておきましょう!
開設前に準備しておく3つのこと
YouTubeチャンネルは思い立ったらすぐに作れますが、スムーズに設定するために、事前に3つだけ準備しておくと安心です。
- Googleアカウント
チャンネル作成に必須です。
すでにGmailなどを使っている場合は、そのアカウントを利用できます。 - チャンネル名とアイコン画像
覚えやすく親しみやすい名前にしましょう。
アイコンは視聴者が一瞬で「あ、この人だ」とわかるようなデザインがおすすめです。 - チャンネルのテーマや方向性
日常・趣味・解説・商品レビューなど、どんな内容を発信するかを最初に決めておくと、
投稿の軸がブレず、チャンネルが成長しやすくなります。



方向性を決めておくと、「どんな動画を出せばいいか迷う…」という悩みを防げますよ!
おすすめのジャンルについてはこちらの
【2025年版】Youtubeショートで顔出しナシ収益化できるジャンル20選を公開を参考にしてみてくださいね!


準備を整えておけば、チャンネル開設後の設定もスムーズに進められますよ。
次の章では、実際に【PC版】と【スマホ版】の具体的な作成手順を見ていきましょう。
【PC版】YouTubeチャンネルの作成方法
パソコンを使えば、YouTubeチャンネルの作成から設定までをひと通りまとめて行うことができます。
画面が大きく、設定項目もわかりやすいので、初めてチャンネルを開設する方にはPCからの作成がおすすめです。
ここでは、Googleアカウントの準備からチャンネル名の設定、アイコンの登録までをステップごとに解説します。
画像編集ツールなどを使って、見た目を整えるコツも紹介しますので、ぜひ順番に進めてみてくださいね。
STEP1:Googleアカウントでログイン
YouTubeチャンネルを作るには、Googleアカウントが必須。
すでにGmailを使っている場合は、そのアカウントをそのまま利用できます。


まだ持っていない場合は、Googleの公式サイトで「アカウントを作成」をクリックし、名前やメールアドレスを登録しましょう。


ログイン後、YouTubeトップページ右上の「アイコン」をクリックして設定画面に進みます。
STEP2:チャンネルを新規作成
ログインが完了したら、右上のプロフィールアイコン → チャンネルを作成を選択します。






チャンネルの作成が完了しました。
STEP3:チャンネル名・基本情報を設定
まずは、基本設定を行います。
「チャンネルをカスタマイズ」をクリック。


「名前」「ハンドル」「説明」を設定していきます。


チャンネル名は、視聴者に覚えてもらいやすいシンプルな名前がおすすめです。
たとえば、「◯◯の豆知識」や「△△のVlog」など、発信内容が伝わる名前にしましょう。
また、「概要欄」はYouTube内のSEO(検索対策)にも影響します。
チャンネルの紹介文として「どんな動画を投稿しているか」「誰に向けたチャンネルか」を明確に書きましょう!
STEP4:アイコン・バナー画像の設定
チャンネルの印象を決める重要なポイントが、アイコンとバナー画像です。


- アイコン:視聴者の目に最初に入る部分。顔写真やロゴなど、わかりやすいものを選びましょう。
- バナー画像:チャンネルページの上部に表示される横長の画像。テーマや世界観を伝える場所です。
無料デザインツールのCanvaを使えば、テンプレートを選ぶだけで簡単におしゃれなデザインが作れます。
ブランドカラーを決めて統一感を出すと、信頼感もアップしますよ。
【スマホ版】YouTubeチャンネルの作成方法



パソコンを持っていないけど、スマホだけでYouTubeを始めたい
そんな方でも大丈夫です。
スマホアプリからでも簡単にチャンネルを作成できます。
最近はショート動画の投稿など、スマホだけで完結するクリエイターも増えています。
ここでは、スマホでチャンネルを開設する手順と、設定時のちょっとしたコツを紹介します。
STEP1:YouTubeアプリを開く
まずは、スマホに「YouTubeアプリ」がインストールされているか確認しましょう。
まだの方は、App Store または Google Play から無料でダウンロードできます。
アプリを開いたら、右下のプロフィールアイコンをタップ。
「アカウント追加」を選びましょう。


Googleアカウントにログインしていない場合は、ここでサインイン画面が表示されます。


ログイン後、チャンネル名の設定画面に進みます。
STEP2:チャンネル名とアイコンを設定
スマホからでも、チャンネル名・アイコン・説明文の登録が可能です。
まずはチャンネル名を入力し、次にアイコン画像を設定しましょう。


アイコンはスマホの写真フォルダやカメラから直接アップロードできます。
顔出しに抵抗がある方は、Canvaなどで作ったイラストやロゴを使うのもおすすめです。
PC版の説明でも触れていますが、名前は後から変更もできますが、最初に方向性を決めておくとチャンネルが成長しやすくなります。
STEP3:概要文を入力して完成!
最後に、チャンネルの紹介文(概要)を入力します。


ここでは「どんな動画を投稿しているか」を一言で伝えることが大切です。
- 日常のちょっとした幸せを届けるVlogチャンネルです。
- 初心者向けのカメラ講座を配信しています。
入力が終わったら、「作成」ボタンを押せばチャンネルが完成です。
スマホでできる設定とPCでしかできない設定
YouTubeチャンネルは、スマホでもPCでも基本的な設定が可能!
ですが、実は一部の設定はパソコンからでないと変更できない点に注意が必要です。
スマホだけで運用することもできますが、バナー画像やリンクの設置など、チャンネルを整える細かなカスタマイズはPCの方が操作しやすいです。
ここでは、スマホとPCそれぞれで「できること」「できないこと」を整理しておきましょう。
スマホでできる主な設定
スマホだけでも、基本的なチャンネル運営は十分に可能です。
YouTubeアプリやVrewなどの編集ツールを使えば、動画投稿までスマホで完結できます。
- チャンネルアイコン・概要文の編集
- 再生リストの作成・管理
- ショート動画の投稿
- コメントの管理
- 通知設定の変更
ちょっとしたスキマ時間に更新できるので、忙しい方にもおすすめです。
PCでしかできない主な設定
一方、チャンネル全体のデザインや外部リンクなどは、PCからの操作が必要になります。
画面が広く、細かい部分まで確認しやすいため、初期設定時にはPCで整えるのが理想です。
- バナー画像のアップロード・調整
- 外部リンク(SNSやブログなど)の設置
- チャンネルのレイアウト(再生リスト等)の編集
- タグ・キーワードの設定
- 詳細なアナリティクス(分析データ)の確認
バナーや外部リンクは「ブランドイメージを作る」大切な要素。
最初にPCでしっかり設定しておくと、チャンネル全体の印象がぐっと良くなります。
複数チャンネルを作成・管理する方法
- 「メインチャンネル以外に、趣味の動画も投稿したい」
- 「テーマを分けて複数のチャンネルを運営したい」
そんな方には、サブチャンネルの作成がおすすめです。
YouTubeでは、1つのGoogleアカウントから複数のチャンネルを作ることができるため、運営目的やテーマごとにチャンネルを分けるのが一般的です。
たとえば・・・
- メインチャンネル:教育系・ビジネス解説・商品レビューなど
- サブチャンネル:Vlog・雑談・日常・趣味など
のように、視聴者層や発信内容を分けておくことで、登録者の離脱を防ぎ、それぞれのチャンネルでより濃いファン層を作りやすくなります。
サブチャンネルの作り方(手順)
サブチャンネルを作る手順はとても簡単です。
以下の手順で、数分で新しいチャンネルを追加できます。






「チャンネルを作成」をクリックします。




複数チャンネルを運営するメリット
複数チャンネルを運営する最大のメリットは、テーマごとに視聴者を明確に分けられることです。
例えば、1つのチャンネルに「教育系」と「雑談系」を混在させてしまうと、視聴者が求める内容にブレが生じ、アルゴリズムの評価が下がることがあります。
その点、テーマを分けておくことで、視聴者が「このチャンネルは自分に合っている」と感じやすくなり、結果的に登録率や再生時間の向上につながります。
また、サブチャンネルをテスト的な場として活用するのもおすすめです。
新しいジャンルや動画スタイルを試すことで、次に伸びる企画のヒントを得られることもあります。
複数チャンネル運用の注意点
ただし、チャンネルを増やしすぎると管理が大変になるため、「投稿頻度を維持できる範囲」での運用が大切です。
- 同じ動画を複数チャンネルで投稿すると、重複コンテンツとして評価が下がる
- 投稿の更新が止まると、チャンネル全体の信頼度が下がる
- 管理が煩雑になり、視聴者とのコメント対応が疎かになりやすい
コツは「運営目的を明確にしておく」こと。
たとえば「メイン=情報発信」「サブ=ファンとの交流」といったように、役割を分けることで運営がスムーズになります。
チャンネル作成時に気をつけたい3つのポイント
YouTubeチャンネルは、手順自体はとても簡単です!
しかし、最初の設定を間違えると「名前を変更できない」「著作権に触れてしまう」など、思わぬトラブルにつながることがあります。
ここでは、初心者が特に注意すべき3つのポイントを解説します。
- チャンネル名・カテゴリ・カスタムURL設定
- プライバシー設定とセキュリティ
- 著作権・コンテンツポリシーに注意
これからチャンネルを開設する方は、ぜひ事前にチェックしておきましょう。
1、チャンネル名・カテゴリ・カスタムURL設定
チャンネル名は、視聴者が最初に目にする「ブランドの顔」です。
一度設定した後でも変更は可能ですが、回数制限があるため、慎重に決めておくことが大切です。
- 読みやすく・覚えやすい名前をつける
- 他のチャンネルとかぶらないように工夫する
- 内容が一目でわかる名前にする(例:「〇〇の暮らし」「〇〇大学講義室」など)
また、チャンネルURL(アドレス)も後からカスタム可能ですが、登録者100人以上・チャンネル開設30日以上などの条件を満たす必要があります。
チャンネル名を途中で頻繁に変更すると、視聴者が混乱して認知が下がることも。最初の段階でしっかり考えておくのがおすすめです。
2、プライバシー設定とセキュリティ
動画を投稿するときは、公開範囲の設定に注意が必要です。
YouTubeでは、以下の3つの公開モードがあります。
| 公開範囲 | 見られる人 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 公開 | すべての人 | 通常の投稿 |
| 限定公開 | URLを知っている人のみ | 限定配信や取引先向けの共有 |
| 非公開 | 自分だけ | 下書き・準備段階での確認用 |
さらに、チャンネルを守るためにはGoogleアカウントの2段階認証を必ず設定しましょう。
乗っ取りや不正アクセスを防ぐためにも、セキュリティ対策は欠かせません。
3、著作権・コンテンツポリシーに注意
YouTubeでは、他人の音楽・画像・映像の無断使用は禁止されています。
特に、テレビ番組の切り抜きやBGMの無断利用はアカウント停止につながることもあります。
初心者のうちは、YouTubeオーディオライブラリを活用しましょう。
無料で商用利用できる音源が豊富に揃っており、安心して使えます。
また、動画内の素材(写真・イラストなど)を使う際も、「著作権フリー」「クレジット表記不要」などの条件を必ず確認してください。
- YouTubeオーディオライブラリ(BGM・効果音)
- Pixabay/Pexels(画像・動画素材)
- Canva(デザイン・テンプレート)
このように、最初の設定を丁寧に行うことで、後からのトラブルを防ぎ、安心してチャンネル運営を続けられます。
チャンネル開設後にやっておく初期設定
「チャンネルを作成したら、すぐに動画投稿!」
といきたいところですが、その前に初期設定を整えておくことがとても大切です。
実は、この初期設定をしておくだけで、視聴者の印象やチャンネルの見やすさが大きく変わります。
特に初心者の方は、ここをおろそかにすると「せっかくの動画が見られない」なんてことも。
ここでは、YouTubeチャンネルをより魅力的に見せるための初期設定を3つ紹介します。
- 概要文とリンク設定
- トップページと再生リストを整える
- アイコン・バナーの設定
順に見ていきましょう。
1、概要文とリンク設定
まずは、チャンネルの「概要」タブを整えましょう。
概要文には・・・
- どんな動画を配信しているのか
- 誰に向けたチャンネルなのか
- 更新頻度や活動方針
などを簡潔に書くことで、初めて訪れた人にも内容が伝わりやすくなります。


このチャンネルでは、初心者でもわかる動画編集のコツを紹介しています。
毎週火・金に新作アップ中!気軽にコメントしてくださいね。
また、概要欄の下部には、SNSやブログ、商品ページなどのリンクも追加できます。
XやInstagram、ホームページへの導線を設けておくと、ファンとの接点が増えますよ。



概要文はSEO(検索)にも影響します。
キーワードを自然に入れつつ、自分のチャンネルテーマを明確に書きましょう
トップページと再生リストを整える
チャンネルのトップページは「あなたの動画のショーウィンドウ」です。
訪れた視聴者がすぐに興味を持てるよう、動画を整理しておきましょう。


おすすめは、再生リスト(プレイリスト)の活用!
動画をテーマごとにまとめることで、関連動画を続けて視聴してもらいやすくなります。
- 雑学動画まとめ
- Vlogシリーズ
- 商品レビュー集
- 人気ランキング動画
再生リストを設定すると、視聴者の「滞在時間」が伸びやすくなり、YouTubeの評価アップにもつながります
また、トップページの並び順も編集できるので、人気動画を上に配置したり、新着順で並べ替えるなど工夫しましょう。
アイコン・バナーの設定
チャンネルの第一印象を決めるのが、アイコンとバナーです。
ここが整っているだけで、プロっぽく信頼感のあるチャンネルに見えます。


- アイコン:顔写真またはテーマに合ったロゴが理想
- バナー:チャンネルの雰囲気や更新頻度を伝えるデザインにする
例:「毎週更新!暮らしに役立つ情報をお届け」など
デザイン初心者でも、無料ツール「Canva」を使えば簡単に作成できます。
| 項目 | アイコン(プロフィール画像) | チャンネルアート(バナー画像) |
|---|---|---|
| 推奨サイズ | 800 × 800 px | 2560 × 1440 px |
| ファイル形式 | JPG / PNG / GIF(静止画のみ) | JPG / PNG |
| 最大容量 | 4MB以内 | 6MB以内 |
| 備考 | ・表示は円形のため中央にロゴや顔を配置 ・文字やデザインは端に寄せない | ・重要な文字やロゴは中央の安全範囲(1546 × 423 px)に配置 ・デバイスによって表示範囲が異なる |
スマホ・PCどちらでも編集可能で、テンプレートも豊富です。
バナー画像を設定する際は、表示領域(PC・スマホ・テレビでの見え方)が異なるため、中央に文字や重要な要素を配置するのがコツです。
これらを整えておくだけで、チャンネル全体がグッと見やすくなり、信頼性もアップします。
YouTubeチャンネル作成にかかる費用とおすすめ無料ツール
「YouTubeチャンネルを始めたい」と思っても、



初期費用ってどれくらい?どんなツールを使えばいいの?
と迷う方は多いでしょう。
実は、チャンネル開設自体は無料で始められるものの、動画のクオリティを上げようとすると徐々に費用がかかってきます。
ここでは、初心者の方がまず押さえておきたい「費用の目安」と「無料で使えるおすすめツール」を分かりやすく紹介します。
チャンネル開設は無料
YouTubeチャンネルの開設自体には一切費用がかかりません。
Googleアカウントがあれば、誰でも無料で始められます。
ただし、動画を投稿する際には「編集ソフト」や「BGM素材」など、動画制作に必要なツールに少しずつ費用がかかることがあります。
例えば・・・
- 撮影機材:スマホでOK(追加費用0円)
- マイク・照明:音声や映像の質を上げたい人は数千円〜
- 編集ソフト:無料ツールで十分スタート可能
最初から高額な機材を揃える必要はありません。
まずは無料ツールを活用して慣れることが大切です。
無料で使えるおすすめツール一覧
動画制作に必要なツールは、ほとんどが無料で揃います。
初心者でも扱いやすく、スマホ1台でも本格的な動画が作れますよ。
| 用途 | 無料で使えるおすすめツール |
|---|---|
| 動画編集 | Vrew(AIで自動字幕・音声付き) CapCut(スマホでも使いやすい) |
| サムネ作成 | Canva(テンプレート豊富で初心者向け) Fotor(デザイン加工も簡単) |
| 音楽素材 | YouTubeオーディオライブラリ(商用利用OK) BGM会社を活用する |
慣れてきたら、有料プランを検討すれば機能拡張も可能。
どのツールも無料で利用できるため、初期投資ゼロ円で始められます。
操作が簡単なものを選べば、スマホでも十分にクオリティの高い動画を作成できますよ。
よくあるトラブルとその対処法
YouTubeチャンネルの開設はとても簡単です。
しかし、設定の途中で「エラーが出て進めない」「名前を間違えた」など、初心者がつまずきやすいポイントもいくつかあります。
ここでは、よくある3つのトラブルとその解決方法を紹介します。
- チャンネルが作成できない
- チャンネルを誤って作成した場合
- チャンネル名を変更したい
順に見ていきましょう。
1、チャンネルが作成できない
チャンネルを作ろうとしてもエラーが出る場合、以下のような原因が考えられます。
- Googleアカウントに制限がかかっている
- 通信環境が不安定
- ブラウザやアプリのキャッシュ不具合
そんな時に、試してみるべき対処法は・・・
Wi-Fiを再接続、または別の回線で試してみましょう。
古いデータが残っていると、設定画面が正しく表示されないことがあります。
スマホでエラーが出る場合は、PCで試すのもおすすめです。
2段階認証や利用制限がかかっていないかチェックしてみてください。
2、チャンネルを誤って作成した場合
別の名前やアカウントで間違ってチャンネルを作ってしまうケースもよくあります。
削除・再作成の手順は以下。








データ引き継ぎ時の注意点があります。
- 削除したチャンネルの動画・コメント・登録者は復元できません。
- チャンネルを残したい場合は、非公開にして運用を停止する方法もあります。
ブランドアカウントを使えば、複数チャンネルの管理や切り替えもスムーズにできます。
3、チャンネル名を変更したい
チャンネルを開設したあとで「名前を変えたい」と思うこともあります。
変更手順はこちら。




いくつかの注意点があります。
- 名前の変更は 90日以内に3回まで が上限。
- 反映まで数分〜数時間かかる場合があります。
- ブランド名やサービス名を使用する場合は、他と被らない名前にしましょう。
一度登録者が増えてから頻繁に変更すると、視聴者が混乱して離れてしまうことも。
チャンネル名は早めに固定するのがおすすめです。
初心者が悩みやすい「開設・削除・名前変更」のトラブルを、あらかじめ理解しておけば、スムーズにチャンネル運営を始められますよ。
収益化を目指すなら知っておきたい基礎知識
YouTubeで動画投稿を始めたら、



いつ収益化できるんだろう?
と気になるもの。
YouTubeでは、ただ動画を投稿するだけでは収益は得られません。
広告収益を受け取るためには、YouTubeパートナープログラム(YPP)への参加が必須です。
ただし、ショート動画と通常(長尺)動画では条件が異なります。
まずは両方の条件をしっかり理解しておきましょう。
収益化条件
収益化の方法は4パターン
収益化条件


| 動画タイプ | 登録者数の条件 | 再生時間・再生数の条件 | その他の要件 |
|---|---|---|---|
| 通常(長尺)動画 | 登録者 1,000人以上 | 過去12か月の総再生時間 4,000時間以上 | YouTubeポリシー遵守、2段階認証設定など |
| ショート動画 | 登録者 1,000人以上 | 直近90日間のショート再生回数 1,000万回以上 | 公開ショートのみカウント、有効な視聴データが必要 |
ショート動画と通常(長尺)動画の条件のうち、いずれかを達成すれば申請可能です。
収益化の申請後はYouTubeによる審査が行われ、承認されると広告収益を受け取れるようになります。
登録者・再生数を安定して伸ばすには、コンテンツの方向性を明確にすることが大切です。
収益化の方法は4パターン
YouTubeでの収益化は、広告収益だけではありません。
2024年以降は「BGM収益」などの新しい仕組みも加わり、動画のタイプに応じた多様な収益チャンスがあります。
| 収益の種類 | 内容 | 特徴・ポイント |
|---|---|---|
| ①広告収入(AdSense) | 動画に表示される広告から発生する報酬 | 登録者・再生数に応じて自動配分される主な収益源 |
| ②BGM収益(ショート限定) | ショート動画内で使われた楽曲が再生されるたびに発生する原盤・著作権収益 | 再生数に応じて報酬が分配される。権利クリアな音源使用が必須。 |
| ③メンバーシップ・スーパーチャット | ファンが課金して応援・コメントできる仕組み | ファンとの関係性が深いほど安定収益につながる |
| ④アフィリエイト・企業案件 | 商品リンクやスポンサー提供による紹介報酬 | 再生数よりも「信頼と導線設計」が重要 |
特にショート動画では、BGM収益の活用が注目されています。
たとえば、「TuneCoreクリエイターズ」などの音楽配信サービスを使うことで、他人の楽曲を使用してもBGM収益を得られる仕組みもあります。
- 1曲につき 再生数に応じて報酬発生
- ただし、著作権の扱いに注意。無断使用は収益化の対象外になることも。
詳しくはYouTubeショートでBGM収益化のやり方|おすすめ音楽会社3選の記事でも解説しています!


よくある質問(Q&A)
YouTubeチャンネルを開設する際によくある疑問をまとめました。
これから始める方も、すでに運営中の方も、ぜひチェックしてみてください。
- 本名を出さずに運営できますか?
-
可能です。
ニックネームやブランド名で運営できます。
登録時に本名を設定しても、チャンネル名を変更することで公開名は自由に設定可能です。
個人情報を守りながら運営したい方は、顔出しを避けたり、ナレーション中心にするのもおすすめです。 - スマホとPCの設定は同期されますか?
-
はい、自動で同期されます。
同じGoogleアカウントでログインしていれば、スマホで変更したアイコンや概要欄もPCにすぐ反映されます。
ただし、一部の設定(チャンネルアートや外部リンク)はPCからのみ変更可能なので注意しましょう。 - 未成年でもチャンネルを作成できますか?
-
可能ですが、保護者の同意が必要です。
YouTubeの利用は13歳以上から可能ですが、未成年の場合は保護者の管理・許可が求められます。
投稿内容やコメント欄の設定など、安全面にも配慮して運営を行いましょう。 - チャンネルを削除したあと、復元できますか?
-
一定期間内であれば可能な場合があります。
削除後、Googleアカウントの「チャンネル管理」から復元手続きを行うことができます。
ただし、完全に削除されるとデータが復旧できないため、削除前にバックアップを取っておくのが安心です。
よくあるトラブルの多くは「設定変更の手順」や「アカウント切り替え」で解決できます。
もし操作に迷った場合は、公式ヘルプや関連記事もあわせてチェックしてみてください。
まとめ
YouTubeチャンネルの開設は、スマホでもPCでも無料で簡単に始められます。
最初の設定さえ押さえておけば、収益化やブランディングの基礎をしっかり作ることができます。
- チャンネル作成は 5分で完了(GoogleアカウントがあればOK)
- スマホでもPCでも同様の設定が可能
- 名前・アイコン・概要欄は最初にしっかり整えておく
- チャンネル名やURLは 後から変更できるが回数制限あり
- 無料ツール(Vrew・Canva・YouTubeオーディオライブラリ等)を活用すればコストゼロで運用可能
- 収益化は「広告」「BGM収益」「メンバーシップ」「アフィリエイト」の4本柱で可能
YouTubeは今から始めても決して遅くありません。
ジャンルと方向性が明確になっていれば少しずつ投稿を重ねることで、自然と視聴者が増えていきます。
「自分のチャンネルを持つ」というのは、あなたの発信を世界に届ける第一歩です。
焦らず、楽しみながらYouTubeライフをスタートしてみてくださいね!





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