最近、YouTubeショートで初心者でも簡単に稼げる方法として、TuneCoreクリエイターズの情報をよく目にします。
「初心者でも稼げるの?」
「チャンネル登録者0人でも即日収益が得られるって本当?」
と疑問に思う人も多いでしょう。
即日収益が得られるのであれば、副業初心者にとって非常に魅力的ですよね!
実際に、私も複数のショート動画チャンネルでTuneCoreクリエイターズを活用し、月に数十万円〜数百万円を稼いだ実績があります。
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しかし一方で、 注意すべきリスクも存在します。
中には、扱い方を誤るとせっかく稼いだ収益が剥奪される可能性もあるのです。
でも、収益剥奪リスクを下げるためのポイントを抑えておけば、回避できます!!
この記事では、動画を活用しながらTuneCoreクリエイターズを安全に活用するために、次の4つのポイントを中心に解説していきます。
- TuneCoreクリエイターズで稼げる仕組み
- TuneCoreクリエイターズの簡単な登録方法と使い方
- TuneCoreクリエイターズのメリットとデメリット
- 収益剥奪リスクを下げるためのポイント

これを読めば、TuneCoreクリエイターズの特徴や収益化の仕組みがわかり、副業初心者でも安全に活用できるようになりますよ。
TuneCoreクリエイターズとは?
「TuneCoreクリエイターズ」 は、他人の楽曲を利用してYouTubeショートでBGM収益を得ることができるサービスです。
TuneCore(チューンコア)は世界的な音楽配信会社で、アーティストが自分の楽曲をSpotifyやApple Musicなどに配信できる仕組みを提供しています。
TuneCoreクリエイターズの特徴は・・・
- 他人の楽曲を利用して収益化できる
- チャンネル登録者0人でも即日収益化が可能
- 無料で利用でき、初心者や副業に適している
手軽に始められる点から、副業初心者にうってつけのサービスと言えますよ!
BGM収益とは?
BGM収益とは、YouTubeショートの再生数に応じて発生する楽曲利用料(広告収益の一部)のことです。
YouTubeショートには、2種類の収益の仕組みがあります。
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ひとつはYouTubeパートナープログラム(YPP)による広告収益、もうひとつはBGM収益。
このBGM収益化を活用すれば、チャンネル登録者が0人の状態からでも収益を得られる点が大きな特徴です。
また、楽曲を提供するアーティストにも報酬が分配される仕組みになっています。
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例えば、オリエンタルラジオのあっちゃんがadoの『唱』をBGMとして使用して、ダンスしている動画は1000万回再生されいます。


この動画で、オリラジのあっちゃんはYouTubeパートナープログラム(YPP)を通じて、再生回数に応じた広告収益(AdSense収益)を得ています。
※AdSense収益=Youtuberが一般的に得る広告収益のこと
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YouTubeでは、アーティストの楽曲が無断で使われることはありません。
しっかりとした仕組みが整っていて、アーティストにはきちんと収益が還元されます。
オリラジのあっちゃんは、アドセンス収益として広告収益を得ますが、その再生分の収益の一部は、
「楽曲を使わせていただきありがとうございます」
という形でadoにも分配されるのです。



「私たちみたいなアーティストではない一般人は収益をもらえないんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、大丈夫です!
TuneCoreクリエイターズでは、すでに配信されている楽曲の収益をアーティストから分配してもらえる仕組みが整っています。
そのため、私たちのような一般ユーザーでもBGM収益をシェアして受け取ることができるのです。
稼げる仕組みはどうなっているの?
TuneCoreクリエイターズで収益が発生する仕組みは、とてもシンプルです。
まず、YouTubeはショート動画で使われた楽曲に対して、再生数に応じた報酬を 音楽配信会社(TuneCore) に支払います。
個人が直接YouTubeと契約することはできないため、TuneCoreのような配信会社が仲介役を担っているのです。
次に、TuneCoreは受け取った報酬をアーティストに分配します。
おおまかな流れは以下の通りです。


- YouTubeからTuneCoreに100%の収益が渡る
- そのうち約80%がアーティストへ分配される
- TuneCoreは残り20%を手数料として受け取る
- アーティストが受け取った収益の一部が、BGMを使って動画を再生させた一般クリエイターにも還元される
つまり、YouTube → TuneCore → アーティスト → クリエイター というお金の流れになっているのです。
要するに
という仕組みです。
この仕組みによって、私たち一般ユーザーでも登録者ゼロから収益化が可能になり、アーティストも再生数を伸ばしてもらえるという「三方良し」の関係が成り立っているのです。
TuneCoreクリエイターズ×ショート動画でどれくらい稼げるのか?
TuneCoreクリエイターズでの
BGM収益は、平均して 1再生あたり約0.004円
と言われています。
あくまで目安の数値ではありますが、この単価をもとに再生回数ごとの収益イメージをまとめると、次のようになります。
再生数 | 収益見込み |
---|---|
100,000回 | 約400円 |
500,000回 | 約2,000円 |
1,000,000回 | 約4,000円 |
5,000,000回 | 約20,000円 |
10,000,000回 | 約40,000円 |



「たしかに単価は低めですが、コツコツ再生が積み重なると大きな金額になりますよね」
TuneCoreクリエイターズの登録方法を解説
TuneCoreクリエイターズの登録はとてもシンプルで、誰でもすぐに始められます。ここでは、登録の流れから実際に楽曲を使って稼ぐまでの手順を紹介します。
画面右上の「アカウント登録」をクリック。


メールアドレスとパスワードを入力。
個人の方は「個人」、法人で利用する場合は「法人」を選択。
利用規約に同意し「無料アカウント登録」ボタンを。


その後、登録したメールアドレス宛に認証メールが届きますので、リンクをクリックして本登録を完了しましょう。
登録が完了すると、様々な楽曲が使えるようになります。
メジャーな曲からアマチュアの作品まで幅広く用意されているので、自分の動画に合う曲を選びましょう。


- 0% → 収益が入らない
- 90%以上 → 収益率が高くおすすめ
再生ボタンで試聴も可能ですよ!
曲を利用するには、自分のYouTubeチャンネルとの連携が必要です。
まずは、「利用する」ボタンをクリック。


「YouTubeチャンネルを連携する」をクリック。


登録したいYouTubeチャンネルが紐づいているGoogleアカウントを選択。


Googleアカウントを連携させたら、「変更内容を反映する」をクリック。


画面の案内に従い、認証後にチャンネルを選択すれば利用可能になります。
このように、登録から収益化までの流れは非常に簡単です。
「まずは試してみたい」という方にとってもハードルが低く、気軽に始められるのがTuneCoreクリエイターズの大きな魅力です。
TuneCoreクリエイターズの使い方
TuneCoreクリエイターズを実際に利用する際は、楽曲を選んでダウンロードし、動画編集の段階でBGMとして挿入する必要があります。
YouTubeショートやTikTokの「サウンド追加」機能で音源を選ぶのではなく、あらかじめ動画に組み込んでおくのが正しい方法です。
実際に動画で楽曲を使う手順
- TuneCoreクリエイターズで利用したい楽曲をダウンロード
- 動画編集ソフトやアプリに取り込み、BGMとして設定
- 完成した動画をYouTubeショートやTikTokなどのプラットフォームにアップロード
まずTuneCoreクリエイターズの管理画面から気に入った楽曲をダウンロードし、それを編集ソフトやアプリに取り込みます。
動画に合わせて音量や再生位置を調整すれば、オリジナル性のある作品に仕上げることができます。
その後、完成した動画をYouTubeショートやTikTokなどのプラットフォームにアップロードすれば、再生数に応じてBGM収益が発生する仕組みです。
ダウンロード・アップロードの流れ
- ダウンロードした楽曲ファイルを動画編集ソフトに読み込む
- 音量やタイミングを調整し、動画とBGMを一体化させる
- 完成後にYouTubeショートやTikTokへアップロード
YouTubeショートは縦型60秒以内の仕様に対応させる必要があるのです。
TikTokの場合もアプリ内の音源追加機能ではなく、必ず編集段階でBGMを入れておかなければなりません。
InstagramリールやFacebookショートでも同様に、事前に組み込んだ音源が収益対象となります。
詳しいやり方はこちらの
YouTubeショート動画の投稿方法を完全解説!スマホ・PC・3分動画などアップ方法まとめの記事もチェックしてください!


収益レポートの確認方法・注意点
- TuneCoreの管理画面から「収益レポート」を確認できます。
- 反映までにタイムラグがある場合があるので、すぐに金額が出なくても焦らないこと。
- 楽曲によって収益シェア率が異なるため、レポートの金額は使用曲によって変動します。
収益が発生したあとは、TuneCoreの管理画面からレポートを確認できます。
ただし、金額の反映にはタイムラグがある場合もあるため、すぐに結果が出なくても焦らず待つことが大切です。
また、収益額は選んだ楽曲のシェア率によって変動するため、事前に条件を確認しておくと安心ですよ。
より詳しい手順や注意点は、TuneCore公式の「クリエイターズ完全ガイド」でも確認できますので、あわせてチェックしてみてください。
TuneCoreクリエイターズの4つのメリット
TuneCoreクリエイターズには、他のサービスにはない4つの大きなメリットがあります。
- 誰でも気軽にBGM収益が得られること
- 無料で登録ができること
- 有名アーティストの曲も使えること
- 審査がないこと
ここでは順番に解説していきます。
1、誰でも気軽にBGM収益が得られること
最大の魅力は、誰でもBGM収益を得られることです。
本来、音楽を使って収益を得るには、自分で楽曲を作ったり、大手の音楽会社と契約を結んだりする必要がありました。
ところがTuneCoreクリエイターズなら、登録者ゼロの初心者でも手軽にBGM収益を受け取ることができます。
副業を始めたい人にとっても参入しやすい仕組みです。
2、無料で登録ができること
登録は完全無料です。
費用がかからないので、リスクなく始められる点は大きなメリットです。
特に副業初心者や



「まずは試してみたい」
という方にとって、登録のハードルが非常に低いのはありがたいポイントでしょう。
3、有名アーティストの曲も使えること
TuneCoreクリエイターズでは、有名アーティストの楽曲も利用可能です。
流行の曲をショート動画に使えば、アルゴリズムに乗りやすく再生数を伸ばしやすいというメリットがあります。
音楽の力を借りることで、動画の拡散力を高められるのも魅力です。
4、審査がないこと
TuneCoreクリエイターズでは審査が不要。
一般的に、自作曲を配信する場合はTuneCore本体のサービスを利用する必要があります。
その際には審査があり、近年は特に厳しくなっているのです…。
実際に



「申請した曲が通らなかった」
というケースも少なくありません。
面倒な手続きをせずにすぐ利用できるので、初心者でもストレスなく参入できます。
これは他サービスにはない大きなメリットといえるでしょう。
TuneCoreクリエイターズの3つのデメリット
TuneCoreクリエイターズは気軽に始められる一方で、注意しておきたいデメリットも存在します。
- 収益分配率が低いこと
- 収益剥奪のリスクが大きい
- 著作権収益を得ることができない→追加
ここでは代表的な3つを紹介します。
1、収益分配率が低いこと
収益分配率が低いことが挙げられます。
「収益シェア率100%」と表示されていても・・・
実際にはYouTubeからTuneCoreに支払われた収益の80%がアーティストに渡り、その中から決められた割合がクリエイターに分配される仕組みになっています。
例えば、YouTubeから100万円支払われても、まず20%(=20万円)はTuneCoreの手数料として引かれ、アーティストには80万円が渡ります。


しかし、20万円が収益として私たちに入ってくるわけではありません。


TuneCoreクリエイターズの表記では、収益シェア率は20%となっていますが、利用条件を見てみると・・・


と書かれています。


そのため、シェア率20%の曲を選んだ場合、クリエイターの取り分はその80万円の20%、つまり16万円にしかなりません。
つまり「100%のシェア率」と表記があっても、実際に受け取れるのは全体の80%が上限となるのです。
この仕組みを理解せずに「全額もらえる」と勘違いしないよう注意が必要です。
2、収益剥奪のリスクが大きい
もうひとつの大きなデメリットは、収益剥奪のリスクです。
過去には、同じ楽曲を使っていたクリエイター全員の収益が突然ゼロになるといった事例がありました。
この時は、切り抜き動画やテレビ番組を転載して再生数を稼ぎ、BGM収益を得ようとした不正利用者が原因でした。
つまり、自分がルールを守っていても、他の利用者の不正によって巻き添えで収益が剥奪される可能性があるのです。
誰でも無料で利用できるサービスだからこそ、不特定多数のユーザーが集まり、リスクが高まる点は理解しておく必要があります。
3、著作権収益を得ることができない
TuneCoreクリエイターズで得られるのは「BGM収益」のみで、著作権収益(作詞作曲者が得られる印税のような収益)を得ることはできません。
もしオリジナル楽曲を作り、著作権収益まで得たい場合は、TuneCore本体に楽曲を登録し、配信や審査を経る必要があります。
しかし、この審査は年々厳しくなっており、初心者にはハードルが高いのが現実です。
収益剥奪リスクを下げるための2つのポイント
TuneCoreクリエイターズを活用するうえで、気をつけたいのが「収益剥奪リスク」です。
- 不正なコンテンツを上げない
- 人気のない曲を使用する
完全に防ぐことはできませんが、次の2つを意識するだけでリスクを大幅に下げることができます。
1、不正なコンテンツを上げない
まず大前提として、自分自身が不正なコンテンツを投稿しないことです。
例えば・・・
- 切り抜き動画をそのまま転載する
- テレビ番組を録画して流す
- YouTubeの収益化ポリシーに反する動画をアップする
といった行為は、収益剥奪のリスクを大きく高めてしまいます。
さらに、何の付加価値もない動画はスキルにもつながりません。
オリジナル性のある動画づくりを心がけることが、最も確実なリスク回避策です。
2、人気のない曲を使用する
次に、あえて「人気のない曲」を使うという方法も有効です。
先ほどもお伝えしましたが、収益剥奪のリスクは、不特定多数のクリエイターが同じ楽曲を使うことで高まります。
特に有名な曲は多くの人が使うため、不正利用者に巻き込まれる危険性も高くなります。
そこで、利用者が少ない楽曲を選ぶことで、巻き添えリスクを下げて安全に収益を得やすくなるのです。
まとめ
今回は、TuneCoreクリエイターズの特徴や収益化の仕組みについて解説しました!
TuneCoreクリエイターズは、登録者ゼロの初心者でも気軽にBGM収益を得られるサービスです。
登録は無料で、有名アーティストの楽曲まで利用でき、しかも審査が不要という手軽さが大きな魅力といえます。
その一方で、収益分配率の仕組みが分かりづらかったり、収益剥奪のリスクが存在したり、著作権収益を得られないといったデメリットもあります。
- TuneCoreクリエイターズは初心者でも登録者ゼロから収益化できる
- 登録無料・審査不要・有名曲も利用可能 という手軽さが魅力
- 収益分配率は最大80%が上限、表示と実際の取り分に差がある点に注意
- 不特定多数が利用するため、収益剥奪のリスク がある
- リスク回避のコツは、不正なコンテンツを上げないこと と 人気の少ない曲を使うこと
こうしたメリットとデメリットを正しく理解したうえで、利用することが大切です。
特に「不正なコンテンツを投稿しないこと」や「あえて人気の少ない楽曲を選ぶこと」で、収益剥奪リスクを下げることができるので覚えておきましょう!
実際の使い方も非常にシンプルで、TuneCoreクリエイターズから楽曲をダウンロードし、動画編集の段階でBGMとして組み込んでおくだけ。
YouTubeショートやTikTokで副業を始めたい人にとって、TuneCoreクリエイターズは非常に参入しやすい選択肢です!
まずは気軽に登録して、自分の動画で試してみるところからスタートしてみてはいかがでしょうか。
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