今回は、業界的にバッドニュースがありますので、本記事でご紹介していきます。
YouTubeのショート動画におけるBGM収益についてご存じの方も多いと思います。
ショート動画において即収益化可能であり、ゼロイチを達成には美味しいマネタイズ手段でもありました。
そして、2025年3月そのBGM収益の単価が大きく下がるという発表がありました。
これはYouTubeではなく、音楽会社が発表したものです。
この単価の下落はかなりのインパクトがあります。
たとえば、2月の単価が0.015円だったとすると、0.004円に下がります。これはおよそ5分の1の水準です。
0.035円であれば0.007円になるということで、やはり5分の1程度の減少になります。
これだけ下がるということは、BGM収益で10万円稼いでいた人が2万円になるということですね。
これはかなりの影響を与えると考えています。
ただ、僕自身はこのインパクトがある単価下落を「まぁ、大丈夫でしょ」と、楽観的に見ている部分があります。
なぜ、僕がショート動画のBGM収益下落について楽観的に見ているのか考察をしつつ、BGM収益の下落の背景、今後の立ち回りについてお話をしていきましょう。
そもそもBGM収益って何?
BGM収益についてよく分かっていない方は、お手数ですがこちらの動画を御覧ください。
BGM収益下落の背景について
では、なぜBGM収益がここまで下がることになったのか。その背景についてお話しします。
今回のBGM収益の下落の原因として考えられるのは、YouTube側がテレビの切り抜き動画や、不正にBGM収益を搾取しようとする者を排除しようとしていることです。
YouTubeはこうした不正な手法によってBGM収益を得ている人を減らしたいと考えているはず。
具体的には、テレビの切り抜き動画で大量の再生を回していき、BGM収益を得ているケースがあります。
YouTubeはそれらを削除したり、収益を剥奪したりといった対応を行っていますが、それでも完全に対策しきれていないのが現状です。
つまり、YouTubeとしては「もうこの分野に予算を使いたくない」と考え、抜本的な規制をかけてきたのではないかと推測されます。
この問題は以前から指摘されていました。
音楽会社の関係者によると、不正にBGM収益を得ようとする人々が多いため、YouTubeは長年この問題を認識していたそうです。そのため、これまでにも収益剥奪などの対応を取ってきましたが、なかなか追いついていないというのが現実です。
3分ショートもBGM収益対策なのか?
その流れの一環なのか、YouTubeは3分までの動画を推奨するようになりました。
従来、YouTubeショートでは1分未満の動画でBGM収益を得ることができましたが、1分以上の動画ではBGM収益が得られない仕様に変更されました。
この「3分ショート」という概念の導入は、BGM収益の規制を強化するための施策の一つではないかと考えられます。
今後、YouTubeのアルゴリズムとして考えられるのは、1分以上のショート動画の優遇や、アドセンス収益の単価向上といった施策ではないでしょうか。
不正行為が万栄するショート動画の市場で「YPPで収益化を通っているチャンネルを優遇する」という基本に立ち返っているように感じますね。
今回のBGM収益の下落も含めて、YouTubeの動きは一貫しているように思えます。
以前からYoutubeはBGM収益を不正に得ようとするユーザーに困っていましたが、大きな仕様変更に出たということでしょうね。
BGM収益が下落しても大丈夫だと言える理由3選
では、なぜBGM収益の大幅な下落があったとしても、それほど大きな問題ではないと考えているのか。
その理由についてお話しします。
まず、BGM収益の減少はかなり痛手です。
たとえば、僕のチャンネルでは2月の収益が140万円ほどでした。


※こういうチャンネルがあと2つくらいあります。
そのうちBGM収益が70万円だったため、それが5分の1になると14万円程度になり、総収益は81万円になります。
これは大きな減少ですね。
理由1:それでも稼げるのも事実である
しかし、それでも4チャンネル運営で81万円の収益が得られるということは、個人でしっかり運営すれば、まだまだ稼ぐ手段としては十分に魅力的な市場であると考えています。
特に、YouTubeショートのBGM収益は即収益化という特徴は残ります。
副業として始めるのに適している点が強みではありますね。
また、YouTubeのパートナープログラムに参加し、1,000万再生の壁を超えていけば、アドセンスとBGM収益の両方を活用することができます。
そのため短期的には厳しくても、中長期的にはまだまだ稼げる市場であると判断しています。
理由2:YPPのAdSenseの再生単価が上がってきている
さらに、今後の展開としては、YouTubeパートナープログラムに参加するクリエイターを優遇し、BGM収益の不正利用を規制していく方向に進むでしょう。
そのため、アドセンス収益の単価も徐々に上がっていく可能性があります。
実際、YouTubeのショート動画におけるRPM(収益化再生単価)は上昇傾向にあります。
以前は14円程度でしたが、昨年は18円、現在は20円を超えることも増えてきました。
3月の決算期の影響もあるかもしれませんが、アドセンスの単価が25円程度まで上がれば、BGM収益を含めても業界はまだ十分に魅力的であると言えます。
僕の個人的な考え方ですがAdSense+BGM収益でRPM30いけばショート動画は美味しいです。(再生単価0.03円)
1,000万回再生されるチャンネルを作れば月30万円の収益になりますし、なかなか良い感じ。
また、ショート動画のニーズや縦型広告の需要は引き続き増加しています。
実際、大手YouTuber事務所のUUUMも、ショート動画ユーザーが増えた影響で長尺動画の単価が下がり、ビジネスモデルの変化を迫られています。
しかし、個人にとっては、ショート動画市場はまだまだ魅力的な市場であると考えています。
理由3:強いライバルが消える
今回のBGM収益の単価大幅下落によって、大規模に外注を回していた事業者が採算を取れなくなりつつあります。
これまでショート動画市場では大手のYoutubeプレーヤーにとっては、台本作成・編集をフル外注し、大量投稿で収益を最大化する手法が主流でした。
しかし、BGM収益が5分の1に落ちたことで、大量投稿による利益モデルが成り立ちにくくなっています。
例えば、以前なら月100万円以上の利益を出していた事業者も、BGM収益の低下によって利益率が大幅に下がり、外注費の方が高くついて赤字になるケースが増えることが予想されます。
こうした状況では、法人や大規模チームを抱えたプレイヤーが撤退していく流れが加速するでしょう。
一方で、個人レベルでスモールに運営するなら、月20万〜30万円を稼ぐのは十分に可能です。
なぜなら、個人の場合、外注をフルに使わずに自分で台本を書いたり、編集を工夫したりすることでコストを抑えられるからです。
仮に一部外注を使ったとしても、ショート動画の外注コストは動画編集なんて300円/本くらいです。
僕が外注化を安く抑えて、うまくやっていることもありますが、利益は普通に出せます。
さらに、大規模プレイヤーが撤退すると、YouTubeショートのライバルが少なくなり、個人チャンネルの動画が伸びやすくなりますね。
つまり、今後は「大手は撤退し、個人にとってはチャンスが広がる」という市場環境になっていく可能性が高いのですね。
ライバルが減り、戦いやすい市場になった今こそ、個人でショート動画を始めるには絶好のタイミングだと言えるでしょう。
今後の3つ対策について
では、今後どのように対策を取るべきでしょうか。
1つ目は、YouTubeパートナープログラムに参加できるレベルのチャンネル運営スキルを身につけること。
これはショート動画運営において必須の能力になります。
2つ目は、BGM収益の音楽会社との付き合い方を考えること。
BGM収益の減少は僕らクリエイターだけでなく、音楽会社にも影響を与えています。
そのため、今後は中小の音楽会社が事業を継続できなくなる可能性が高いです。
実際、僕が契約しているVMLという音楽配信会社は、サービスの提供を停止すると発表しました。

もうちょい詳細な説明がほしいのは事実ですが、VMLってかなり大手のチャンネルでもBGMを提供してるけど大丈夫か…?というかんじではありますね。
ひょっとしたら採算が合わず、中小のBGM会社は潰れるかも・・・・。
3つ目は、ショート動画のメディア多様化を進めること。
たとえば、InstagramやTikTokへの展開を考えることが重要でしょう。
僕もショート動画Youtubeチャンネルを運営し、それをInstagramにも投稿しています。
Instagramではフォロワー1万人を超え、アフィリエイトやキャンペーンによる収益化の可能性も出てきています。
さらに、DMMアフィリエイトなどを活用し、ショート動画をマネタイズする方法も検討すべきです。
YouTubeのコミュニティ欄を活用して収益を増やすなど、収益の多様化を図ることが今後重要になってくるでしょう。
総括すると、BGM収益の大幅な下落は大きな変化ではあるものの、個人がしっかり運営すれば、まだまだ十分に稼げる市場ですね。
YouTubeショートの成長は続いており、アドセンスの収益も伸びつつあります。
今後の業界の変化を見極めつつ、適切な戦略を立てることで、十分に収益を維持できると考えています。
これからも最新情報を発信していきますので、ぜひ参考にしてください。それでは、失礼します。
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