
YouTubeショートってスマホから適当にアップすればいいんでしょ?
こういった認識でYouTubeショート動画を投稿している人はいませんか?
他にも、
- PCからアップしようとしている
- 投稿する時にハッシュタグを適当に入れている
- 特に何も意識してない…
あなたがもし上記に当てはまるなら、断言します。100%損します。
実は、YouTubeショートには正しい投稿方法のルールが存在します。
縦横の比率・動画の長さ・BGMの設定・スマホとPCの使い分け…。これらを間違えると、どれだけ良い動画を作っても、ショート動画として認識されずに再生数が伸びない危険性も。
僕は5つのショート動画チャンネルを持っていて合計で毎月100万円以上稼いでいますが、動画の投稿方法には特にこだわっています。
今回はそんなYouTubeショートの投稿方法について、
- ショート動画として“確実に認識される”ための4つの基本
- スマホ・PC別!投稿パターン3種を完全解説
- サムネイルを後から変える方法、間違えて投稿したときの対処法
- よくあるQ&A
を解説します!
YouTubeショート動画の投稿方法で押さえるべき4つの大前提


YouTubeショートの投稿方法を正しく理解していないと、せっかく作った動画が「ショート動画」として扱われなかったり、ショートフィードに載らなかったりします。
それだけで再生回数が大きく下がりますし、収益のチャンスを失う可能性もあるため、まずは以下の4つの前提をしっかり押さえましょう!
①縦型動画であること


YouTubeショートは、9:16の縦長動画(縦画面)であることが必須です。
横型や正方形の動画では、ショート動画として正しく認識されず、ショートフィードにも表示されにくくなります。
・1080px × 1920px(フルHDの縦型)
→もっとも画質がよく、YouTube側のアルゴリズムでも”ショート動画”と確実に認識される
・最低でも 720px × 1280px
→小さめでもショートと認識はされるが、画質が劣化しやすく、見づらい印象になることも
スマホで撮影した動画であれば、基本的に9:16になります。
ただ、編集時に比率が変わってしまうケースもあるため、動画を書き出すときのサイズ設定は毎回チェックするのがおすすめです。
②ショートフィードに表示されると伸びる
YouTubeショートの最大の魅力は、ショートフィードでの爆発的な再生数です。
ショートフィードとは、ショート動画が一覧表示されている場所のことで、このように↓スワイプしながら動画を見ていくことができます。


縦スワイプで視聴されるこのフィードに載るかどうかで、再生回数が何十倍も変わることがあります。
- 動画が縦型(9:16)
- 3分以内であること
- 適切なフォーマットで投稿されている(投稿方法が正しい)
逆に、これらの条件を満たしていないと、どれだけクオリティの高い動画でもショートフィードに表示されないことがあります。
ショートフィードに載らないと動画がなかなか伸びないため、大きく損する可能性があります。
ショートフィードに載るためにも、正しい形式・投稿手段で投稿することが何よりも重要です。
③3分以内の動画であること


以前のYouTubeショートは「1分以内」という制限がありましたが、現在は最大3分までの縦型動画がショートとして扱われます(2025年時点)。
- 0秒〜59秒までの動画:BGM収益が可能。特に初心者はここを狙うと収益化しやすい。
- 1分〜3分以内の動画:ショートとして扱われるが、BGM収益は不可。代わりに情報量の多い構成やストーリー性が必要。
- 3分1秒以上の動画:通常の“ロング動画”として扱われ、ショートフィードには表示されない。
つまり、3分を1秒でも超えるとアウトです。
動画を編集したあと、尺(長さ)をしっかり確認するクセをつけておきましょう。
④スマホ・PCどちらでも投稿できるが注意が必要


YouTubeショートは、スマートフォンからもパソコンからも投稿が可能です。
ただし、それぞれにメリットと制限があります。
- BGM収益を得たい場合はスマホからの投稿が必須
- アプリ内でサウンド追加やカット編集ができる
- サムネイルを手動で選べる(PCでは不可)
- 編集済みの動画をそのままアップできる
- 長めの説明欄やハッシュタグを打ちやすい
- ファイル管理がしやすく、業務効率化しやすい
BGM収益を得るにはスマホからの投稿が必須なので要注意です!
基本的には「BGM収益を狙うならスマホ」「作業効率や管理重視ならPC」というように、動画の目的やスタイルによって投稿方法を使い分けるのがベストです。
このように、YouTubeショートの投稿方法は単に「アップする」だけではなく、“ショートとして正しく認識させる投稿準備”が重要になります。
次からは、3つの具体的な投稿パターンをそれぞれのやり方・注意点を含めて解説していきます!
YouTubeショート動画の投稿方法3パターンを完全解説


YouTubeショートの投稿方法には、大きく分けて3つのパターンがあります。
この分類を正しく理解しておかないと、「入ると思っていた収益が入らない」「ショート動画として認識されない」「動画が伸びない」といったトラブルの原因になります。
というのも、BGM収益は1分未満の動画しか入りません。
1分以上の動画はBGM収益を得られないのでそこは必ず注意しておきましょう!
BGM収益についてはこちらの記事で詳しく解説しています
ここでは、それぞれの投稿スタイルと注意点を完全解説していきます。
①1分未満でBGM収益を得るパターン


1つめの投稿方法が最もおすすめで、初心者でもすぐに収益化が狙える方法です。
この投稿方法では、YouTubeが提供する「商用OKのBGM」を動画に追加することで、BGM再生数に応じた収益が得られます。
- 動画の長さ:1分未満(59秒まで)
- 投稿方法:スマホからのアップのみ対応(パソコン投稿だと収益対象外)
- 音声設定:動画にはBGMなしで撮影・編集し、アップロード時にYouTube内でBGM追加
- BGM音量設定:20〜30%前後がベスト(元動画の音が埋もれないように)
- タイトルに適切なキーワードを入れる
- タイトルに2〜3個の関連性のあるハッシュタグを入れること
- 動画説明欄に動画の説明を具体的に記載すること(任意)
- サムネイルを設定すること
- 限定公開でBGMの設定ができているか確認すること
投稿方法
まずはBGMのない縦型動画をスマホで準備します。
YouTubeの公式アプリを開いて一番下の+ボタンをタップします。
※ここからの画面はiPhone版アプリです。


「動画をアップロード」の画面になるので、投稿する動画を選んでいきます。
下の方に「動画」と「ショート」が出てきますが、「動画」のままで問題ありません。


今回はうちのポメちゃんの動画を投稿していきます。
投稿する動画をタップしたら、右下に出てくる「次へ」を押します。


すると文字入れやサウンド追加の画面になります。
BGM収益を得たい人はここが一番のポイントです。
上の「サウンド追加」というボタンをタップします。


次に色々なBGM(サウンド)を選ぶ画面になります。
※BGM収益を狙う場合、パソコン投稿ではBGMを追加できないため、絶対にスマホで投稿することが必須です。
サウンドの画面であなたが収益を得られる楽曲を選びましょう。


どの楽曲を使ってもBGM収益が得られるわけではなく、あなたが音楽会社と契約して配信していて、BGM収益が得られる状態になっている楽曲を使う必要があります。
楽曲を見つけたら青い矢印をタップします。


これで動画にBGMが追加されました。
ただ、このままだとBGMの音量が大きすぎるので、音量を調整していきます。
右上の音量マークを押して、


BGMの音量を下げていきます。
大体20〜30くらいが適正だと思いますが、ご自身が投稿した動画の音声とのバランスを見て調整してください!


音量の設定が終わったら、右下の「次へ」を押していきましょう。


次にキャプションを入れる画面になります。
「ショート動画にキャプションをつける」をクリックしてタイトルを入れていきます。


あなたの動画に関連すると思われるキーワードを入れながらタイトルをつけていきましょう。


タイトルをつけたら、ハッシュタグを入れていきます。
ハッシュタグはタイトルの途中や後ろに入れておくといいです。
今回はタイトルの後ろにスペースを開けてこのように入れていきます↓


ハッシュタグの大きさを気にされる方がいますが、YouTubeショートの場合はそこまで気にしなくて大丈夫です。
ハッシュタグは3つ程入れておくといいでしょう。


ただ、ハッシュタグをつけなくても伸びる動画は伸びるので、ハッシュタグの重要性はその程度と思っておいてください。
次はサムネイルを設定していきます。
ショート動画はショートフィードでスワイプしながら見られるので「サムネ必要なの?」と思うかもしれませんが、実は設定しておいた方がいいです!


YouTubeのトップページにショート動画が表示されることもあり、その時にインパクトのあるサムネイルの方がクリック率が上がります。
サムネイルの設定は左上の動画の部分にあるペンマークを押して行います。


ショート動画のサムネイルは、動画の中からサムネイルにするシーンを選ぶスタイルです。
下の部分のカーソルを移動してどこをサムネイルにするか決めていきましょう。


できるだけインパクトのあるシーンを選ぶことが大切です。
サムネイルにする場所を選んだら、右上のチェックマークを押して完了です。
この設定をしておかないとサムネイルはランダムに決められてしまいます。必ず一度、サムネイルを選ぶ操作をして設定しておきましょう!
続いて、下の方に行って公開設定をしていきます。
公開設定は最初は「限定公開」にしておくのがおすすめです。
いきなり公開してしまうと何かミスをしていた時に取り返しがつかないので、まずは限定公開で投稿していきます。


次に「視聴者層を選択」のところは「いいえ、子ども向けではありません」を選択します。


次に「説明を追加」の部分です。
こちらは動画に関連するワードや動画の説明を入れていきます。
例えば、「ポメラニアンの子犬のトイレトレーニングの動画です」のような感じです。


ただ、ここは動画の伸びにはあまり影響しません。
僕のチャンネルでも空欄で投稿することもあるくらいなので、突き詰めて考えなくて大丈夫です。
次に「関連動画」です。
ここには自分のチャンネルにある関連動画を貼ることができます。


「関連動画」の項目はいくつか使い方がありますが、特にこのような使い方をすることが多いです↓
- 自分のチャンネルのショート動画を回遊してもらうため
- ロング動画のショートバージョンを投稿した時に「続きはこちらから」と続きへの移行を促す
次に「コメント、リミックス」の部分です。


コメントが必ず「オン」になっていることを確認しましょう。
「コメントの管理」は「標準」で構いません。
YouTubeショートはコメントしながら楽しむ文化があります。
コメントがオフになっているとコメントできず、盛り上がりに欠けてバズりにくくなってしまうので、必ず「オン」になっているのを確認してください。
次の「場所、タグ、改変されたコンテンツ」の部分は特に気にする必要はありません。


ここまでできたら、一番下の「ショート動画のアップロード」を押します。
これでショート動画の投稿完了です!
投稿ができたら1つ確認することがあります。
右下の「マイページ」を押して、下の方にいくと「作成した動画」という項目があるのでクリックします。


先ほど投稿した動画があるので、それをタップします。
※先ほど限定公開に設定したので、まだ全体に公開されているわけではありません。
確認するのは、右下のBGMの部分です。


このアーティストのボタンをクリックすると、今回使用したBGMのページが出てきます。
ボタンを押して使用した楽曲がきちんと出てくれば、BGMの設定が完了しYouTubeにも認識されているということです。


万が一、ミスをしていたら右下のボタンをクリックした時に楽曲のページが出てきません。
BGM収益を得られる楽曲を使えていないと、当然ですがBGM収益は発生しないので気をつけてください。
BGMの確認ができたら、あとはご自身が公開したい日時に公開していきましょう!
②1分未満でBGM収益がいらないパターン


あまりないパターンですが、1分未満でBGM収益がいらない場合の投稿方法を紹介していきます。
ショート動画を投稿する時に「自分で選んだ音楽を使いたい」「世界観を壊さずに投稿したい」場合はこちらの投稿方法になります。
この投稿方法では、BGM収益は得られませんが、より自由度の高い演出や編集が可能です。
- 動画の長さ:1分未満
- 投稿端末:スマホ・PCどちらでもOK
- 編集時に自分で音楽を入れるorアップロード時に好きなBGMを選ぶ
- タイトルに適切なキーワードを入れる
- タイトルに2〜3個の関連性のあるハッシュタグを入れること
- 動画説明欄に動画の説明を具体的に記載すること(任意)
- サムネイルを設定すること→PCだとサムネの変更はできない
- 収益化の対象外だが、ブランド性や表現の自由度を優先したい人向け
- 自作楽曲のPR
- ダンス動画で特定の曲を使いたい
- 世界観を大切にしたストーリー系動画 など
自分自身で好きな音楽を入れる場合、著作権に注意が必要です。
商用利用が認められていない音楽を使用すると、アカウントに影響することもあるので注意しましょう。
スマホでの投稿方法
基本的には「1分未満でBGM収益を得るパターン」の投稿方法と同じなので、簡単に解説していきます。
YouTubeの公式アプリを開いて一番下の+ボタンをタップします。
※ここからの画面はiPhone版アプリです。


「動画をアップロード」の画面になるので、投稿する動画を選んでいきます。
下の方に「動画」と「ショート」が出てきますが、「動画」のままで問題ありません。


今回はうちのポメちゃんの動画を投稿していきます。
投稿する動画をタップしたら、右下に出てくる「次へ」を押します。


すると文字入れやサウンド追加の画面になります。
「1分未満でBGM収益を得るパターン」と違う点があるとしたら、この「サウンドを追加」の部分です。
BGM収益が不要な場合は、動画編集の段階ですでに自分自身で何かしらのBGMを入れていることも多いと思います。
その場合はサウンドを追加する必要はありません。
「BGM収益は狙っていなくて、単純に好きな曲をつけたい」という場合は、「サウンドを追加」から好きなBGMを追加していきます。


YouTubeショートは流行りの楽曲を使うことで再生数が伸びやすい傾向があるので、流行りに乗るのも一つの方法です!
楽曲によっては音楽の音量が大きすぎるので、音量を調整していきます。
右上の音量マークを押して、


BGMの音量を下げていきます。
ご自身が投稿した動画の音声とBGMとのバランスを見てうるさくないように調整しておきましょう。


音量の設定が終わったら、右下の「次へ」を押していきましょう。


次にキャプションを入れる画面になります。
「ショート動画にキャプションをつける」をクリックしてタイトルを入れていきます。


あなたの動画に関連すると思われるキーワードを入れながらタイトルをつけていきましょう。


タイトルをつけたら、ハッシュタグを入れていきます。
ハッシュタグはタイトルの途中や最後に入れておくといいです。
今回はタイトルの後ろにスペースを開けて入れていきます↓


ハッシュタグは3つ程入れておくといいでしょう。


ただ、ハッシュタグをつけなくても伸びる動画は伸びるので、ハッシュタグの重要性はその程度と思っておいてください。
次はサムネイルを設定していきます。
サムネイルの設定は左上の動画の部分にあるペンマークを押して行います。


ショート動画のサムネイルは、動画の中からサムネイルにするシーンを選ぶスタイルです。
下の部分のカーソルを移動してどこをサムネイルにするか決めていきましょう。


サムネイルにする場所を選んだら、右上のチェックマークを押して完了です。
この設定をしておかないとサムネイルはランダムに決められてしまいます。必ず一度、サムネイルを選ぶ操作をして設定しておきましょう!
続いて、下の方に行って公開設定をしていきます。
公開設定は最初は「限定公開」にしておくのがおすすめです。
いきなり公開してしまうと何かミスをしていた時に取り返しがつかないので、まずは限定公開で投稿していきます。


次に「視聴者層を選択」のところは「いいえ、子ども向けではありません」を選択します。


次に「説明を追加」の部分です。
こちらは動画に関連するワードや動画の説明を入れていきます。
例えば、「ポメラニアンの子犬のトイレトレーニングの動画です」のような感じです。


ただ、この部分は動画の伸びにあまり影響しないので、突き詰めて考えなくて大丈夫です。
次に「関連動画」です。
ここには自分のチャンネルにある関連動画を貼ることができます。


「関連動画」の項目はいくつか使い方がありますが、特にこのような使い方をすることが多いです↓
- 自分のチャンネルのショート動画を回遊してもらうため
- ロング動画のショートバージョンを投稿した時に「続きはこちらから」と続きへの移行を促す
次に「コメント、リミックス」の部分です。


コメントが必ず「オン」になっていることを確認しましょう!
「コメントの管理」は「標準」で構いません。
次の「場所、タグ、改変されたコンテンツ」の部分は特に気にする必要はありません。


ここまでできたら、一番下の「ショート動画のアップロード」を押します。
これでショート動画の投稿完了です!
投稿できたら、YouTubeアプリの画面下あたりの「マイページ」→「作成した動画」で先ほどアップした動画を確認し、問題がなければ公開設定していきましょう。
PCでの投稿方法
ここからは1分未満の動画でBGM収益がいらないパターンのPCでの投稿方法を解説していきます。
YouTubeのトップ画面の右上の「作成」をクリックし、「動画をアップロード」を押します。


「ファイルを選択」というボタンが出てくるので、クリックして動画を選択し、「開く」を押します。


このようにPCからもアップロードできます。
そこからはスマホと同じようにタイトルやハッシュタグを入れていきます。


PCからショート動画を投稿するとサムネイルの設定ができません。
BGMを追加することもできないので注意してください。
PCで投稿するいい点としては、右側に「動画リンク」という場所があり、そこを見ると「この動画がショート動画と認識されているか」がわかることです。
リンクの途中に「shorts」という文字が入っていれば、動画の長さ的にもサイズ的にもショート動画と認識されているということです。
あとは「いいえ、子ども向けではありません」にチェックを入れ、


「改変されたコンテンツ」の「いいえ」にチェックを入れ、


コメント欄は必ず「オン」にして、右下の「次へ」を押して進んでいきます。
次に関連動画の追加が出てくるので、追加したい場合は「追加」のボタンから動画を選択していきましょう。


そして「次へ」ボタンを押して進んでいきます。
著作権のページは特に問題なければ「次へ」を押して進んでください。
公開設定は最初は「限定公開」にしておくのがおすすめです。
一度投稿してきちんと表示されるかなどを確認してから「公開」にするといいでしょう。


右下の「保存」を押すとPCからの動画投稿が完了します!
先ほど書いた通り、PCではショート動画のサムネイルを設定することはできません。
設定したい場合は後ほどスマホから設定していきましょう。
③1分以上3分未満のショート動画のパターン


続いて、1分以上3分未満のショート動画の投稿方法です。
このような動画は”3分ショート”とか”ロングショート動画”と言われたりしています。
情報量を多く詰め込めるので、教育系やストーリー系の動画などで人気があります。
ただ、1分を超える動画ではBGM収益は得られません。そこが1分未満のショート動画との大きな違いです。
- 動画の長さ:1分以上〜3分以内(3分超はNG)
- 投稿端末:スマホ・PCどちらもOK
- BGM収益は得られないが、通常の再生収益(AdSense)は得られる
- アップロード時にBGM追加はNG → 収益化できなくなる可能性あり
- 著作権に注意:使用するBGMは必ず商用利用OKのものを選ぶ
- タイトルに適切なキーワードを入れること
- タイトルに2~3個関連性のあるハッシュタグを入れること
- 動画説明欄に動画の説明を具体的に記載すること(任意)
- サムネイルを設定すること→PCだとサムネの変更はできない
BGM収益が得られない・アップロード時にBGM追加はNGなどは必ず覚えておきましょう!
アップロード時にBGMを追加すると、AdSense収益まで得られなくなる可能性があります。
3分ショートは本来、BGM収益は得られませんがAdSense収益は得られます。
ただ、アップロード時に選んだBGMに著作権がある場合、AdSense収益すら得られなくなりますので注意が必要です!
BGMを追加するなら著作権フリーで商用利用可のものを使いましょう。
スマホでの投稿方法
ここからは1分以上3分以内のショート動画の投稿方法を紹介していきます。
YouTubeの公式アプリを開いて一番下の+ボタンをタップします。
※ここからの画面はiPhone版アプリです。


「動画をアップロード」の画面になるので、投稿する1分以上の動画を選んでいきます。
動画を選択すると左下に「ショート動画として編集」というボタンが出てくるのでそこをタップします。


そうすると元動画の中のどの部分を使うかや動画の長さを調整できる画面になります。


ここであなたがショート動画として使いたい箇所に範囲を合わせていきます。
もともと3分以内で撮っていてすべて使う場合はすべてを選択したままでOKです。
ショート動画として投稿する範囲や長さが決まったら、「次へ」を押して進みます。


次の画面で「サウンドを追加」というボタンがうっすら出てきますが、1分以上の動画の場合はタップできません。
サウンドが追加できるのは1分未満の動画のみです。
また、著作権が厳しい楽曲を使うとAdSenseの収益すら得られなくなります。
必ず著作権フリーで商用利用可のBGMを動画編集の際に元々つけておくようにしてください。
「次へ」を押して進んでいくとキャプションを入れる画面になります。
このように上部に「ショート動画にキャプションを付ける」と書かれているので、ショート動画と認識されていることがわかります。


ここからは1分以内の動画と同じ流れで設定していくので、同じ画像を載せさせてもらいます↓
まずは動画に関連すると思われるキーワードを入れながらタイトルをつけていきます。


タイトルをつけたら、ハッシュタグを入れていきます。


ハッシュタグをつけなくても伸びる動画は伸びるので、ハッシュタグの重要性はその程度と思っておいてください。
次はサムネイルを設定していきます。
サムネイルの設定は左上の動画の部分にあるペンマークを押して行います。


動画の中からサムネイルにするシーンを選びます。
下の部分のカーソルを移動してどこをサムネイルにするか決めていきましょう。


サムネイルにする場所を選んだら、右上のチェックマークを押して完了です。
この設定をしておかないとサムネイルはランダムに決められてしまいます。必ず一度、サムネイルを選ぶ操作をして設定しておきましょう!
続いて、下の方に行って公開設定をしていきます。
ここは最初は「限定公開」にしておくのがおすすめです。


次に「視聴者層を選択」のところは「いいえ、子ども向けではありません」を選択します。


次に「説明を追加」の部分です。
こちらは動画に関連するワードや動画の説明を入れていきます。
例えば、「ポメラニアンの子犬のトイレトレーニングの動画です」のような感じです。


ただ、ここは動画の伸びにはあまり影響しません。
次に「関連動画」です。
ここには自分のチャンネルにある関連動画を貼ることができます。


次に「コメント、リミックス」の部分です。


コメントが必ず「オン」になっていることを確認しましょう!
「コメントの管理」は「標準」で構いません。
次の「場所、タグ、改変されたコンテンツ」の部分は特に気にする必要はありません。


ここまでできたら、一番下の「ショート動画のアップロード」を押します。
これでショート動画の投稿完了です!
投稿ができたら右下の「マイページ」を押して、「作成した動画」をクリックします。


先ほど投稿した動画があるのでそれを選択し、きちんと投稿できているか確認します。
問題なければ公開して構いません。
このように1分以上の動画の投稿をすることができます!
PCからも投稿できますので、PCから投稿したい方は「”1分未満の動画でBGM収益を得ないパターン”の中の”PCでの投稿方法”」を見てやってみてください。
【Q&A】YouTubeショート動画の投稿のよくある質問に回答


ここでは、よくある疑問をもとに「投稿後にできること・注意すべきこと」をQ&A形式で解説します。
Q1. ショート動画投稿後にサムネイルは変更できますか?
→ ショート動画投稿後にサムネイルを変更することは可能です。
ただし、スマホのYouTube公式アプリからのみ可能です。
ショート動画に設定したサムネイルはあとから変更できますが、YouTube StudioアプリやPCからは変更できません。
必ず「YouTube公式アプリ(スマホ)」を使って、次の手順で行いましょう。
サムネ変更の手順(スマホ)
まずはYouTube公式アプリを開きます。(※YouTube Studioアプリではできません)
右下の「マイページ」→「作成した動画」をタップします。
次に、編集したいショート動画の右端にある「⋮(縦の3点)」をタップします。


出てきた画面で「編集」をタップします。


そして左上の画像の部分にあるペンマークを押します。


そうするとサムネイルを選ぶ画面になるので、動画の中からサムネにしたい場面を選び、チェックマークを押します。
最後に右上の「保存」を押して完了です。
動画を見直して「もっと引きが強い場面を使いたい」と思ったときなどは、積極的にサムネを変えてOKです。
Q2. 投稿を間違えたとき、削除して上げ直しても大丈夫ですか?
→ 公開後の削除&再投稿は非推奨です。
限定公開の状態であれば削除&再投稿は問題ありません。
限定公開で投稿した場合、「文字が切れていた」「BGMを付け忘れた」などの小さなミスを見つけて、削除&再投稿することは特に問題ありません。
僕も何度かそういった経験がありますが、伸び方などに大きな問題はありませんでした。
ただし、一度“公開”したあとに削除して同じ動画を再投稿するのは非推奨です。
“限定公開”ではなく”公開”した後に削除して再投稿するとYouTubeに“スパム”と判定される可能性があります。
これはYouTube公式のガイドラインでも「推奨されない行為」とされているので注意しましょう。
- 最初は必ず「限定公開」で投稿して内容を確認
- 問題がなければ「公開」に切り替える
- 公開後の削除→再投稿は極力避ける(どうしても必要なら、動画の一部を変更してから再投稿する)
Q3. ショート動画の収益化マークが黄色になったらどうする?
→YouTubeショート動画の収益化マークが一度黄色になっても、再審査リクエストを出すことで緑マーク(収益化OK)になることがあります。
収益化マークが黄色になっている場合、それは何らかの理由で制限付き収益になっている状態です。
ただし、誤判定のケースも多いため、「再申請(再審査)」をすれば、修正されることもよくあります。
あなたの動画に問題がないのであれば再審査リクエストをしましょう。
早ければ3時間以内に緑マークになります。(問題がある場合は黄色マークのままです)
あまりないパターンですが、時間がかかったとしても2日以内には再審査が終わります。
- YouTube Studioから「収益化」ステータスを確認
- 「制限付き」の原因が心当たりなければ、すぐ再申請
- 早ければ数時間〜2日以内に審査結果が出る
審査が通れば、黄色→緑に変わって収益が復活するので、慌てず対応すれば大丈夫です。
Q4. スマホからの投稿って面倒くさくないですか?
→ 正直、面倒です。でもBGM収益を得たいなら“やるしかない”のが現実。
多くのショート動画投稿者が、PCで動画編集していると思います。
そのため、わざわざスマホから投稿するのは面倒なのですが、YouTubeショートのBGM収益はスマホ投稿限定。
この制限がある限り、「面倒だけど、やる価値がある」と割り切るのがベストです。
Q5. ショート動画の説明欄にリンクは貼れますか?
→ ショート動画の説明欄(概要欄)に外部リンクは貼れません。
説明欄に外部リンク(LPやアフィリエイトリンク)を貼っても、クリック可能なリンクにはなりません。
説明欄にリンクを貼れない代わりに、次の2つの手段で視聴者を移動させることができます。
①関連動画の設定
自分のチャンネルの他の動画を「関連動画」として設定して回遊してもらう方法です。
例えば、すでに投稿しているロング動画を一部抜粋してショート動画にした場合、関連動画のところにそのロング動画を設定して「続きはこちら」と回遊を促すことができます。
関連動画の設定は、まずYouTube公式アプリを開き、右下の「マイページ」をタップします。
「作成した動画」→編集したい動画の右端にある「⋮(縦の3点)」の順にタップします。


出てくる画面で「編集」を押すと編集画面になります。
「関連動画」をタップして動画を選び、右上の保存を押すと完了です!
②コミュニティ機能の活用
コミュニティはXのようなポストができる機能です。
コミュニティ欄に貼ったURLは有効なので、ここで自分の商品やアフィリエイトしたい商品を紹介してURLを貼ることができます。
※コミュニティ機能の利用には、電話番号認証が必要です。未設定の方は先に認証を済ませておきましょう。
コミュニティ欄の投稿方法は、まずYouTube公式アプリを開いて画面下中央の+ボタンを押します。


次に表示される画面で下のところから「投稿」を選択します。
ここに伝えたい内容を書き、URLを貼り付ければURLつきの投稿ができます。


工程はこれだけなので簡単です!
YouTubeショート動画は、「投稿したら終わり」ではなく、投稿後のメンテナンスも重要な戦略です。
- サムネイルの見直しでCTR(クリック率)を改善
- まずは限定公開で投稿&確認し、公開後の削除をできるだけ回避
- 関連動画・コミュニティ機能を使って導線を設計する
投稿方法だけでなくその後の管理も大切なので、そこまで知っておくことで収益の最大化を図っていきましょう!
【まとめ】YouTubeショートの投稿方法|スマホ・PCの使い分けと成功のコツ
今回の記事では、YouTubeショートの投稿方法とよくあるQ&Aについて解説してきました。
最後にYouTubeショート動画の投稿方法と特徴をまとめます。
投稿パターン | 動画の長さ | BGM収益 | 投稿端末 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
① 1分未満スマホ投稿(BGM収益あり) | ~59秒 | ○ | スマホのみ | BGM収益が得られる。最もおすすめ。 |
② 1分未満スマホ/PC投稿(BGM収益なし) | ~59秒 | × | スマホ・PC両方OK | 好きなBGMを使える。世界観重視向け。 |
③ ロングショート(BGMなし) | 1~3分 | × | スマホ・PC両方OK | 教育・ブランディングにおすすめ。 |
投稿前にはこちらをチェックしましょう↓
- 縦型動画(9:16/1080×1920推奨)になっているか?
- 動画が3分以内に収まっているか?
- ショート動画と認識される条件を満たしているか?(タイトル・縦型・長さ)
- スマホ・PCどちらで投稿するか、目的に応じて選べているか?
この4つがクリアできていないと、「ショートとして表示されない」「収益化できなかった」といった問題が起きるので要注意です。
目的に合った投稿方法を知って、ショート動画を最大限活用していきましょう!
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