「AIショート動画で月30万円!」
「AIが自動で動画を作ってくれる!」
という情報を最近よく見かけますよね。
実際、YouTubeやX(旧Twitter)では、AI美女やASMRなどのショート動画が話題になり、

「私もAI動画で、YouTubeショートやってみようかな」
と思った方も多いはずです。
しかし、いざ始めてみると
- 「全然再生されない」
- 「収益が出ない」
- 「コストばかりかかる」
と悩む人が続出しています。
なぜ、一見ラクそうに見えるAIショート動画は稼げないのでしょうか?
この記事では、AIショート動画が稼げない理由と、初心者でも再現性のある正しいやり方を詳しく解説します。



「これから副業や収益化を目指す方が、ムダな遠回りをせず、地に足をつけて結果を出すためのヒントをまとめました。」
AIショート動画が「稼げない」と言われる理由3つ
AIツールの進化で、誰でも動画を作れる時代になりましたが「稼げない」と言う声が多いのも事実です。
AI動画を“作れること”と“稼げること”はまったく別の話です。
私自身も検証を重ねる中で、



「AIショート動画は仕組みを理解していないと赤字になりやすい」
と強く感じています。
ここでは、多くの人がつまずくAIショート動画が稼げない理由を3つに分けて解説します。
- 伸びる要素がビジュアル頼りだから
- トレンドの寿命が短すぎる
- コストが意外とかかる
順に見ていきましょう。
1、伸びる要素がビジュアル頼りだから
今、人気を集めているAIショート動画は、見た目のインパクトで一瞬の注目を集めるものが中心です。
例えば・・・
- ガラスASMR


- AI美女


- AI猫


確かに最初は「新しい!」「キレイ!」と再生されやすいのです。
しかし、視聴者の飽きるスピードは非常に早く、どの動画も似たような内容に見えてしまいます。
先行者は物珍しく伸びても、後発者は難しいと言われています。
なぜなら、言葉やストーリーの魅力がないと、記憶にも残らないからです。
最初はバズっても、ファンやチャンネル登録にはつながりにくいのが現実です。
2、トレンドの寿命が短すぎる
AIショート動画は、とにかく流行の移り変わりが早いジャンルです。
少し前に話題だった「AI美女」や「ガラスASMR」なども、今では再生が伸びにくくなっています。
海外で流行 → 情報発信者が紹介 → 一般ユーザーが真似する
という順で流れるため、日本に情報が届くころにはすでにトレンドが終わっているのです。
つまり、私たちが「このジャンルが今熱い!」と気づく頃には、視聴者の関心はもう別の方向に向かっているんです…。
トレンド依存型のAI動画は、参入が遅れた瞬間に再生が取れなくなるリスクが非常に高いと言えます。
3、 コストが意外とかかる
実は意外とコストがかかります。



「AI動画なら無料で作れるんじゃないの?」
と思う人が多いですが、課金をしなければならないツールがほとんどです。
私自身も、芸能人の奇跡の動画を試しに作成してみました!
60秒の動画を作ろうと思い、Pika AIという動画生成ツールを使用し、1本最低3000円はかかってしまいました。
AIツールには「クレジット制」と呼ばれる仕組みがあり、1本動画を作るたびに一定のクレジットが消費されるようになっています。
つまり、課金をしないと動画自体を生成できないんです。
しかも、AIが出力する映像が毎回イメージ通りとは限りません。
「これは違うな…」と思って作り直すたびにクレジットが消費され、気づけば追加料金が発生してしまいます。
特に、毎日投稿を目指してAI動画を量産しようとすると、あっという間にツール代がかさんでしまいます。



「お金を稼ぐために始めたのに、気づけばツール費用の方が高くついていた」
という人も少なくありません。
AIショート動画は、低コストで始められるように見えても、実際には再生されないと赤字になるリスクが高いという点を理解しておきましょう。
そもそも稼げるショート動画とは?
ここまででお話ししたように、AIショート動画は「見た目頼り」のコンテンツでは長続きしません。



実際に再生が伸びて、安定して収益化できている人たちはどんな動画を作っているの?
結論から言うと、稼げるショート動画の共通点は“ライティング力”にあります。
つまり、「何を伝えるか」「どう語るか」という構成やシナリオの部分で差が出るんです。
私自身、数多くのAIショート動画を検証してきましたが、最終的に安定して成果を出しているのは『文章で魅せるタイプの動画』ばかりでした。
ここでは、そんな「稼げるAIショート動画」について解説します。
伸びる要素がライティングにある動画
稼げるショート動画は、派手な演出やビジュアルではなく、言葉の力で視聴者を惹きつけています。
例えば・・・
- 感動する物語
- スカッとする話
- 雑学や心理テスト
- 名言やジョーク系
こういったジャンルはセリフ・構成・語り方を工夫するだけで、何度でも新しい動画を生み出すことができます。
同じテーマでも、台本の作り方やオチのつけ方を変えるだけで、全く違う印象の作品になります。
しかも、ビジュアル要素に頼らないため、AIツールへの課金リスクもほぼゼロ!
つまり、「台本=コンテンツの芯」を強化すれば、誰でもオリジナル性のある動画を作れるんです。
ライティング動画が再現性の高い理由
ライティングに軸を置いた動画は、ストーリー構成や語り口で個性を出せます。
中身で他チャンネルとの違いを出すことができ、バリエーション豊かな動画を作成することができます!
同じテーマでも、言葉選びや展開のテンポを変えるだけで「別作品」として成立するのです。
例えば、台本のシナリオを少し変えるだけで細かな差別化が可能です。
ある時期に流行した「天才外科医が地方に飛ばされ、最終的に技術で見返す」というストーリーを例にとると、
- 主人公の過去のトラウマ設定を変える
- ヒロインの性格を少し違う方向に描く
- 結末のオチを別の展開にアレンジする
といった3つほどの工夫で、新しい物語として再構築することができます。
つまり、伸びやすい型をベースにして、少しずつ自分なりのアレンジを加えることがライティングの真骨頂なんです。
これはテレビドラマの世界と同じで、どんな時代でも「医療系」「恋愛」「勧善懲悪」といったパターンは何度も繰り返し消費されています。
それでも人々が飽きないのは、脚本(ライティング)の工夫によって新しい価値を感じるから。
この微調整が、視聴者の興味を引き続けるポイントです。
また、トレンドニュースや時事ネタを扱う動画も、言葉の切り口で差をつけることができます。
例えば、「参議院選で絶対に投票してはいけない政党3選」といったキャッチーなタイトルで切り込むなど、言葉のインパクトや構成がそのまま再生数につながるのです。
つまり、“ビジュアル”ではなく“言葉の領域”で勝負できる動画こそ、
後発組でもチャンスがあり、長期的に再生され続ける「再現性の高い動画」と言えます。
このようなジャンルは、トレンドに左右されずに長期的に再生されるのが特徴です。
また、文章で魅せる動画は脚本を少しずつアレンジできるため、差別化もしやすく、他の投稿者に埋もれにくいという強みもあります。
つまり、“言葉で伸ばす動画”こそが、初心者でも再現性を持って稼げるAIショート動画の形なんです。
AIショート動画で稼ぐために初心者がやるべき正しい戦略とは?
ここまで見てきたように、「AIショート動画で稼げない」と言われる多くの原因は方向性のズレにあります。
つまり、ツールの使い方や映像のクオリティ以前に、戦略そのものが間違っているケースが多いんです。
しかし逆に言えば、正しい方向さえ掴めば、初心者でもショート動画で十分に収益を上げることが可能です。
私自身も、ビジュアルではなく言葉と構成に力を入れた動画で結果を出してきました!
ここでは、これからショート動画を始める初心者が「遠回りせずに成果を出すための3つの戦略」を紹介します。
- ライティングで伸びるジャンルを選ぶ
- AIツールを上手く活用する
- 無理に流行に乗らない
順に見ていきましょう。
1、ライティングで伸びるジャンルを選ぶ
前の見出しでもお伝えしましたが、まず大切なのはジャンル選びです。
AIショート動画で結果を出す人の多くは、派手な映像ではなく内容で勝負できる分野を選んでいます。
具体的には次のようなジャンルが、ライティングで伸ばしやすく再現性も高いです。
- 雑学・豆知識系
- 心理学・恋愛分析系
- スカッと系・感動系
- 名言・ジョーク系
こうしたジャンルは『見た目』ではなく『内容』で惹きつけるため、AI美女やASMRのようにトレンドが終わっても継続的に再生されます。
さらに、一度動画の「型(構成・テンプレート)」を作ってしまえば・・・
ChatGPTなどで台本を生成し、音声や字幕をAIツールで自動化することで安定した量産体制を整えることができますよ!
2、AIツールを上手く活用する
稼げる人はAIツールを、時短ツールとして活用しています。
例えば・・・
- ChatGPTで台本を作成
- Vrew(ブリュー)で音声・字幕・画像を自動生成
この組み合わせだけで、編集未経験でもショート動画を完成させることが可能です。
特にVrewは、ナレーション・BGM・テロップまでAIが自動で行ってくれるため、「しゃべらない・顔出ししない・編集しない」でも高品質な動画を作れます。
また、これらのツールは無料または低コストで始められるため、赤字リスクを最小限に抑えられますよ。
AIが自動動画作成を行ってくれるVrewについてもっと詳しく知りたい方はこちらの
【無料で使える】PC×VREWで簡単に作れるYouTubeショート動画の作り方を参考にしてみてくださいね!


3、無理に流行に乗らない
最後に強調したいのは、トレンドに振り回されないこと。
「AI美女」や「ASMR系」のようなブームは、確かに初期はバズります。
しかし、視聴者が飽きるスピードが早く、後発組は再生が取れにくいのが現実です。
一方で、「雑学」「スカッと」「感動」「社会の裏話」といった台本に力を入れている動画は、トレンドが変わっても長く視聴され続けます。
本当に収益を安定させたいなら、長く残るジャンルで積み上げていくことが最も確実な戦略です。
AIショート動画で失敗しないための考え方
AIは「楽して稼げる魔法のツール」ではないということを理解しておく必要があります。
ここまで読んで、



「やっぱり、AIショート動画って難しいのでは?」
と思った方もいるかもしれません。
AIはあくまで、あなたの『アイデアと言葉を形にするためのサポート役』です。
本当に結果を出す人は、AIの力に頼りきるのではなく、「どんな構成にするか」「どう伝えるか」といったライティングの領域を磨いています。
「AIで10分で動画を作って100万円稼げます!」
このような甘い言葉が飛び交っているのも事実です。
しかし、AIがいくら発達しても、「何を伝えるか」「どう話すか」を決めるのは人間の力です。
ですから、最初に甘い言葉に釣られて始めてもいいんです。
大事なのは、その後に「正しい方向性」を見つけて学び直すこと。
実際、今上手くいっている人たちも、最初は失敗を経験しています。
そして、正しい方向性である、ライティングで伸びる動画という軸さえ掴めば、誰でも再現性のある収益を作ることができます。
ツールに踊らされるのではなく、AIを使いこなす側に立ちましょう。
まとめ
今回は、AIショート動画が稼げない理由と、初心者でも再現性のある正しいやり方について解説しました。
まず押さえておきたいのは、AIショート動画が稼げないのはツールのせいではないということ。
失敗する人の多くは、
- ビジュアル重視で差別化が難しいジャンルを選ぶ
- トレンドに振り回されて飽和したタイミングで参入する
- 生成AIの課金コストばかりかかって赤字になる
一方で、今も安定して結果を出している人たちは・・・
- 「言葉の力」=ライティングで勝負
- 雑学・心理・スカッと・感動系など、ストーリーや台本の面白さで惹きつけるジャンルを選んでいる
- 見た目ではなく、中身のライティングや構成で再生を伸ばしている
また、AIは「楽して稼ぐ魔法のツール」ではないということを忘れないことが大切です。
ChatGPTで台本を作り、Vrewで音声や字幕を自動生成するなどAIを上手に使えば、初心者でも十分に勝負できます。
焦らず、自分のペースで挑戦を続けてみてくださいね。
地道な積み重ねこそが、あなたのチャンネルを育てる一番の近道ですよ!
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